漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
秋が来ると肌が乾燥してカサカサになり、かゆみが出てきます。
元々乾燥肌ということもあり、秋冬はゴワゴワする部分もあるくらいです。
特に仕事から帰ってきて着替えた後や入浴後、また布団の中で温まるとかゆみがひどくなります。
いろんな塗り薬も試しましたが、益々ひどくなる一方です。
困り果てていたら、娘がネットで調べてくれて、漢方薬でも試してみたら?と。
そこで、相談してみようと思いました。
とにかくかゆみを何とかしたいと思ったのですが、皮膚の乾燥による炎症が強いので、そこを改善するべきとのことでした。
そこで、漢方の内服薬と外用薬を併せて使い始めました。
飲み薬は苦いものがほとんどで、若干苦痛でしたが、かゆみをなくしたい一心で、飲み続けました。
一方、塗り薬は、今までにない使用感で塗った感じも気持ちよく、かゆみも緩和され、掻き壊し傷が減りました。
さらに続けていくと、幾分素肌が潤ってきて、場所によっては滑らかさまで出てきました。
ひと月ほど経つと、かゆみもあまりなくなり、掻き壊し傷も徐々に治ってきました。
跡が残ったらどうしようといつも心配していましたが、傷跡を修復できる漢方クリームがあり、とても重宝しています。
乾燥すると、衣類やちょっとした刺激でも、かゆみが出ることってありますよね。
そうなると掻き毟らずにはいられないのが実情です。
漢方では、内服もさることながら、皮膚をできるだけ傷めないようなケアを施すことを重要視しており、食養生と併せてトータルケアを促します。
治すことと予防することも視野に入れての取り組みになりますので、場合によっては長期戦になることもありますが、ご自身の努力の甲斐あって、比較的短期間で、改善が見込めたことは本当に良かったですね。
これからは、乾燥する季節であり、暖房の中で過ごすことも多くなります。
是非とも、ご自身の皮膚状態に合ったケアを今後も続けてくださいね。
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